昔から活字を読むのが苦手でした。
本といえば漫画ばかり。
学生の頃、教科書や参考書といった活字の本を見るだけでうんざりして、
最低限の本しか読んできませんでした。
当然、読書感想文なんて書いたこともありません!😅
そんな私がビジネス書を中心に年間40冊、
この3年間で120冊以上も読めるようになったのは、
ある簡単なコツを掴んで読書の習慣化に成功したからです。
今回は、私と同じように
「活字の本は苦手」
「読書が続かない」
「でも知識は増やしたい!」
「”趣味は(活字本)読書です!”と
胸を張って言いたい!」
といった方に向けて、
本を好きになるための3つのコツを
ご紹介します。
「読書をするための本」を読んでみる
私が読書を習慣化できた最大のきっかけは、
”読書の仕方”の本を読んだことです。
それまでの私は、
興味があって買った本でも、
本題に行き着くまでに読み疲れてしまい、
途中から頭に入ってこず、
途中で読むのをやめてしまうことがほとんどでした。
せっかく興味を持って本を買っても、
買って満足し、
読んだ気になってしまうことも多々ありました。
そんな悩みを解決してくれたのが、
読書のやり方を解説する本です。
特に心に刺さったのは、
「本は最初から最後まで全部読まなくてもいい」
という言葉でした。
この言葉に触れて、
私は読書に対する考え方がガラッと変わりました。
” 「なるほど」と、思う箇所が1つでもあれば、その本はすでに自分に対して価値を生んでいて、自分の役に立っている”
ということでした。
本は隅から隅まで全部読まなければいけないという固定観念が崩れ、
一気に読書へのハードルが下がったのです。
読書を生活に組み込む
読書へのハードルが下がったものの、
それだけでは読書は続けられませんでした。
そこで次なる対策として、
食後に歯磨きをするのと同じように
読書を習慣化する
ことを意識しました。
私の場合、昼夜はあまり時間が取れなかったため、朝の時間を活用することにしました。
朝起きてから30分ほどあえてスマホを見て脳を活性化させ、
その後に30分から1時間ほど読書をするという習慣を平日・休日関係なく続けてみました。
たまにスマホを見過ぎて読書の時間が少なくなった時は
1ページだけでもよいから読むことを意識しました。
はじめのうちは「今日はいいか」と
サボりたくなる日もありましたが、
「せっかく朝早く起きたんだし、
1ページだけなら読んでみよう」と、
とにかく毎日本を読むことを続けられるように意識しました。
さらに、
本を常に手の届く場所に置いておく
ことも意識しました。
気になる本を複数冊用意しておき、
リビングや寝室など、
自分がよく過ごす場所に置くことで、
いつでもすぐに読める環境を整えたのです。
すると、食後に歯磨きをしないと気持ち悪いように、
朝起きて読書をしないとなんとなく調子が出ない体になっていきました。
読書の目的を常に意識する
もう一つ読書を続けるために意識したこととして、
何のためにその本を読むのか
を常に考えてから読みはじめることでした。
「なんとなく面白そう」で読み始めるのも良いですが、
より読書に集中するために
「この本から〇〇の知識を得よう」
「△△について自分は□□だと思うがどうだろうか?」など、
目的や予想を立てて読書を行うと、
集中力が格段に高まりました。
読書をすることで人生が豊かになる
読書を習慣化してからは、
たくさんの本から新しい知識や考え方を学び、
仕事や日々の生活に活かせるようになりました。
これまでの方法で読書が大の苦手だった私が
今でも読書を続けられていますので、
同じような思いの方がいらっしゃったら
ぜひ試してみてください。
もしあなたが今、
読書を習慣化したいと思っているなら、
まずは読書の方法について書かれた本を読んでみることをおすすめします。
何かヒントが見つかるかもしれません。
私がお世話になった本をご紹介しておきますので、参考になれば幸いです。
今回参考になった書籍

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『本を読む人はうまくいく』著者:長倉 顕太(右) ⇒ Amazonリンク

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