#6【読書習慣ゼロでも大丈夫】挫折しないビジネス書の選び方と、私が実践する「継続のコツ」

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皆さん、こんにちは。

私は鹿児島にあるシステム会社に勤務している41歳のシステムエンジニアです。

仕事の傍ら、読書を趣味としており、月に3〜4冊のペースでビジネス書や自己啓発本などを読んでいます。

最近、職場である同僚から「読書を始めたいけど、どんな本を読んだらよいか分からない」という相談を受けました。

その同僚は、周りの人が本を読んでいるのを見たり、「読書が仕事をする上でも、とても大事」という話を聞いたりして「自分もやってみたい」と思ったようで、読書が趣味である私に相談してきたようでした。

その同僚のように、読書に興味を持ち始めたけれど「今まで興味がなかったので、何を読めばよいか分からない」と感じている方は多いのではないでしょうか。

もちろん雑誌や漫画も読書ですが、今回は自己成長に繋がる「ビジネス書」を読みたいという方へ、私の経験から得た考えをお伝えしたいと思います。

読書初心者が三日坊主にならないための戦略

読書習慣がない方がいきなり無計画に本を買って読み始めてしまうと、高確率で「三日坊主」という壁にぶつかってしまう、と私は考えています。

何を隠そう、かつての私もそうでした。

私の場合は、本を買った瞬間に「これで自分は変われた!」と、まるで魔法の道具でも手に入れたかのような勘違いしてしまい、最初の数ページすら読まずに満足してしまうことが、ざらにありました。

三日坊主になるのは、読書に対する複数の”壁”があるからだと思います。

<私が感じる3つの壁>

  • 「本の内容が難解すぎる」という壁
    いきなり専門的で抽象的な内容に挑み、理解が追いつかずに挫折してしまう
  • 「集中力が続かない」という壁
    読書を始める場所や時間が定まっておらず、他のことに気を取られて集中力が続かない
  • 「買って満足してしまう」という壁
    私の経験のように、本を所有することによる満足感が先行し、読む行動に繋がらない

この壁を乗り越えるために、次からは私のおすすめポイントをご紹介します。

ストーリー性のあるビジネス書から始めてみる

最初におすすめしたいのは、ある程度ストーリー性のあるビジネス書です。

『嫌われる勇気』、『夢をかなえるゾウ』、『チーズはどこに消えた?』といった、物語を通じて教訓が得られる本は、最後まで飽きずに読み進めやすく、読書へのハードルをぐっと下げてくれるのではないかと思います。

読書を「すぐ始められる」環境づくり

読書を習慣にするためには、読書を妨げる要素を排除し、すぐに始められる環境を生活の中に作ることが大切だと感じます。

一つは、「常に手の届く範囲に本を置く」ことです。

本を身近な存在にすることで、「読書をしよう」と思ったときに、すぐに手に取れる環境をつくっておくことが大切です。

そして、最初のうちは「紙の本」を選んでみてはいかがでしょうか。

スマホなどの電子書籍は便利ですが、つい他のアプリに手を出しやすく、集中力が散漫になりがちだと感じます。

紙の本であれば、「読む」という行為に集中しやすい環境を作ってくれます。

また、読書は、短時間で集中できるSNSやYouTubeなどと違い、特に読書週間がない方は集中にある程度の時間が必要になるかと思います。

そのため、読書をする時間を明確に確保することがとても大切です。

「寝る前の30分」や「通勤電車の中」など、時間を明確に確保することは生活にメリハリをつけることにも繋がりますし、その手間をかけた分、内容は記憶に残りやすくなるメリットもあると思います。

「鉄は熱いうちに打て」にならって買ったら即読む!

本を買う直前まであった”読書熱”は、買った瞬間から冷めていきます。

そのため、買った本は放置せずに最初の数ページでもよいので、買ったその日のうちに読むことが大切だと思います。

抵抗感がなくなってきたら、自分に合う本を見つけよう!

ストーリー性のあるビジネス書で読書への抵抗感が薄れてきたら、いよいよ「自分が本当に気になるジャンル」の本を探してみると良いかと思います。

私が実践している、自分に合う本の探し方をご紹介します。

<私が本を選ぶ際のポイント>

  • 本のサイズや厚み:
    ビジネス書の多くは四六判やA5判が多いですが、持ち運びやすさや読みやすさに直結すると思います。
    持ってみて、しっくりくるサイズか、を確認するとよいと思います。
    ちなみに私は分厚い本が好みではないので、厚みも確認しています。
  • タイトル、デザイン:
    自分にとって魅力的であるかを確認します。
    第一印象で惹きつけられる本は、最後まで読み切るモチベーションになると思います。
  • はじめに、おわりにを読む:
    著者からのメッセージや本の概要が短くまとめられており、興味がそそられるかを確認します。
    本の概要を短時間で掴むことができ、購入判断に役立つのではないかと思います。
  • 目次:
    気になるタイトル(テーマ)があるかを確認します。
    本全体の構成を把握し、特に読みたいフレーズがあるか確認すると良いと思います。

以上のことを意識して、読書を継続してみてください。

そして読書をする上でもう一つ大事だと思っていることは「本の内容を活かすこと」です。

これについては、また次の記事でご紹介したいと思います!

まとめ:小さな一歩から大きな自己成長へ

読書を始めたいという気持ちは、私たち自身を成長させたいという内なる意欲の表れです。

今回のブログでご紹介したように、読書習慣は決して難しいものではなく、難解な本を避け、読むための時間と環境を少しだけ整えるという小さな工夫の積み重ねから生まれます。

かつて三日坊主だった私自身の経験からも、まずは手に取りやすい一冊と、一歩を踏み出す「即行動」の熱意が何よりも重要だと感じています。

この小さな一歩が、いずれあなたの知識や仕事への姿勢を確実に変え、人生の大きな自己成長へと繋がることを願っています。

ご紹介した本

嫌われる勇気 著者:岸見 一郎 → Amazonリンク

夢を叶えるゾウ 著者:水野 敬也 → Amazonリンク

チーズはどこへ消えた? 著者:スペンサー ジョンソン → Amazonリンク

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