「あれをやりたいな」
「これをしなきゃ」
と、思っても、
なかなか行動に移せないってことありませんか?
私はそうでした。
頭の中では考えているけど、
結局面倒くさくなって
「また今度でいいか」
と、先延ばしにしてしまいます。
しかし、ある習慣を始めたことで、
私は思い立ったらすぐ行動できる自分に変わることができました。
それは、とてもシンプルな方法です。
もしあなたが今、行動の遅さに悩んでいるなら、
ぜひ以下のことを試してみてください。
以前の私と、変わるきっかけ
以前の私は、
どんなに良いアイデアや、やるべきことがあっても、
行動に移すまでに時間がかかる人間でした。
「よし、やるぞ!」と、思っても、
それは一瞬のことで、
すぐに「面倒くさい!」という感情に
押し負けてしまってました。
そのまま気づけば、数日、数週間と
時間が経ってしまうこともしばしば。。。
そんな私が変われたシンプルなきっかけは、
「思った時にToDoリストやチェックリストを作成する」
という習慣でした。
行動を習慣化する「仕組み化と視覚化の工夫」
チェックリストを作る際、
私が感じた壁が「リスト自体を作るのが面倒」
という心理的な抵抗です。
この壁をなくし、
「思い立ったらすぐ行動」の「すぐ」を実現するためには、
「リスト作成の仕組み化」が不可欠でした。
そこで私が実践している、
「リスト作成の仕組み化」について、
具体的な工夫をご紹介します。
デジタルツールでの「最速アクセス」
使う頻度が最も高いスマホやPCでは、
リスト作成へのアクセスを極限まで短縮します。
そのため、以下の方法を取り入れています。
- スマホの場合:
(私はiPhoneを使っているため)
標準のリマインダーアプリをドック(ホーム画面下部の常駐エリア)に配置 - PCの場合:
OSはWindowsなのですが、iPhoneを使っている関係上、
リマインダーをタスクバーに配置
参考までにですが、Androidの場合は Google Task 、
Windows OSの場合はMicrosoft To Doアプリが
個人的には使いやすいと思います。
アナログツールでの「即時記録」
手帳やノートをメインで使う場合は、
「書き出すまでの手間」をなくします。
- 手帳やノート:
表紙の裏などに付箋を数枚貼り付けておく。
思いついたら、手帳を開く動作のついでにすぐに付箋にメモできる状態にする。
視覚化で認識レベルを上げる
デジタルやアナログで作成したリストは、
作って満足してしまっては意味を成さないので、
ここから更に視認レベルをあげるため、
スマホのトップ画面に表示させたり、
手帳の表紙に貼ったりなどして、
いつでも、すぐに、
目に止まるようにしています。
こうすることで「面倒くさい」という感情に脳が支配される前に、
物理的・デジタル的な準備によって、
行動を強制的にスタートさせる仕組みを作っています。
行動を加速させる「超分解」チェックリストの作り方
行動の遅さの原因は、「面倒くさい」という感情や、
目の前のタスクが「漠然としていて、大きく見えすぎる」
ことにある場合が多いです。
私は、この「漠然とした大きなタスク」を、
「見ればすぐできる」レベルにまで細かく分解しました。
これが、私の実践した
「超分解」チェックリストの作り方です。
やりたいことを漠然と書く
まずは、頭に浮かんだ「やりたいこと」を、
深く考えずに、そのまま書き出します。
例:「ブログ記事を書く」
「部屋を片付ける」
「新しいスキルを学ぶ」など
具体的なタスクに落とし込む
次に、そのやりたいことを「行動」レベルのタスクに
落とし込みます。
例:「ブログ記事を書く」に対して、
「ブログ記事のテーマを決める」
「資料を探す」
「パソコンを立ち上げる」など
さらに細かく「最小単位」まで分解する
ここが最も重要です。
ステップ2のタスクを、
「5分でできるレベル」の最小単位まで細かく分解します。
例:
「ブログ記事のテーマを決める」
↓
「ブログのテーマに関するメモを読み返す」
↓
「タイトル候補を3つ書き出す」
行動を阻む「障害(やる気を削ぐ根源)」を徹底的に洗い出す
タスクを細分化したら次に
「なぜこれが面倒くさいのか?」
という行動の障害を洗い出します。
これがやる気が出ない根源を突き止める作業になります。
例:障害が「面倒臭い」だった場合
1.「何故、面倒臭いのか?」を考える
↓
「どこから手を付けていいか分からないから」
2.「そもそも何故やるのか? やって誰にどのような影響があるのか?」を考える
↓
「このブログを読んで、悩んでいる人が一歩踏み出すきっかけになるかもしれない」
3.「やる必要性」を再認識する
↓
「私自身の成長と、誰かの役に立つため」
この作業は、
自分の行動に「意味」と「目的」を与える作業です。
目的が明確になると、
単なるタスクが「意味のある行動」に変わり、
やる気が湧いてきます。
まとめ:行動は「慣れ」と「仕組み化」
これらの作業を地道に繰り返すうちに、
私は、頭で考える前に、手が動くようになりました。
今では何かやりたいことが浮かんだ瞬間に、
自然とスマホや手帳を開いてタスクを書き出しています。
やる気は待っていても出てきません。
行動を起こすための「仕組み」を作ってしまえば、
あとは「慣れ」で誰でもすぐに行動できる人になれると思います。
もし今、あなたが何かを始めたいけど一歩踏み出せずにいるなら、
まずは「仕組み化」と「超分解」を試してみませんか?
このブログ記事が、あなたの行動を加速させるきっかけになれば幸いです。
今回参考になった書籍書籍

(左)エッセンシャル思考 著者:グレッグ・マキューン ⇒ Amazonリンク
(中央)神モチベーション 著者:星 渉 ⇒ Amazonリンク
(右)メモの魔力 著者:前田 裕二 ⇒ Amazonリンク


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